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≫☆入口☆≪
No192-01/15 14:52
男/板路軽美之
PC-UKLf4Wc/
前妻である品子は庄造の気を自分に向けさせようとリリーを引き取らせてくれないかと懇願。
リリーに嫉妬する現在の妻福子の思いで庄造は泣く泣くリリーを品子の所へ
庄造はリリーに会いたいがため品子の家の前で待ち伏せなど始めてしまう始末。
優柔不断で甲斐性無しの庄造。平凡で意地っ張り、強欲な二人の女。
俗欲にまみれた人間共を遙か下に見下ろしながら、ひとり超然と高みにいる。その美しさ、純真さは人間輩にはまったく真似ができな〜い(`□´/)/
題名の順番はそれぞれの力関係を表しているねえ( ̄^ ̄)
猫好きは必読の小説。
No191-01/15 14:40
男/板路軽美之
PC-UKLf4Wc/
「猫と庄造と二人のおんな」
谷崎潤一郎著
いや〜猫ってかわいいね(;´Д`) この小説に出てくるペルシャ猫のリリーもかわいい。 谷崎文学と言えば艶かしく妖艶な女性が特色だけれど(;´Д`)
登場する庄造の前妻と現在の妻二人は全く艶かしくなく普通 と言うか意地っ張りな女性です。
んでもってその艶かしい女性の役回りがリリーと言うことになります( ̄^ ̄)
庄造のリリーへの溺愛ぶりといったら(-_-;)
No190-01/14 23:56
男/板路軽美之
PC-UKLf4Wc/
さてさて抗争の行方は?読んでからのお楽しみ(^^)v
記憶と現実の境がなくなる怖さ。
う〜。
あきらかにまだまだだった頃の阿部和重って感じで(-_-;)
あからさまな記号を使ったりしてますが(日記の日付など)
でもでも(。・_・。)阿部和重が文学の大きな流れの一翼を担っていることは間違いないね( ̄^ ̄)ノ
ニッポニアニッポンあたりのほうがもちろん完成度は高いけれど。
なかなかいけまっせ(^^)v
No189-01/14 23:48
男/板路軽美之
PC-UKLf4Wc/
「インディヴィジュアル・プロジェクション」
阿部和重著
映画学校の卒業生たちが 怪しい男の開く私塾の取材をしたことから巻き込まれていくヤクザとの抗争・事件が日記調で書かれています。
この怪しげな男の下生徒たちは諜報活動、肉体強化をしていくけれど。この男ですら別に諜報のプロって訳じゃない。
おだてられべらべらしゃべるうちにやっちゃった見たなこと( ̄^ ̄)
現代社会の事象なんてのはそんな危うさをはらんでいることが多い。
No188-01/03 16:35
男/板路軽美之
PC-UKLf4Wc/
文学理論、大学、文壇。
文学がありがたがる3つの要素をパロってみちゃった痛快娯楽作品。
クライマックスでは狂気の沙汰がまっている。
きたきた〜
エイズがきた〜逃げろ〜ってギリギリ発言連発。
小説バラバラにしてあ〜でもないこ〜でもない言ってなにになる〜
自分で理想の小説作り上げてそれに当てはまらないからって文句言うな 笑
ちょっと為になっちゃう抱腹絶倒小説。
文学理論に多少の興味あらば読まれよ。
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