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≫☆入口☆≪
No960-04/30 12:56
女/まお
P905i-Pk6EIUDR
出掛け、に
差さなかった傘を


帰り、に
差してきました。




図書館に入ろうとして
返却だけで、帰宅。



なんとなく


バーコード化してから
延滞し辛い。


(延滞すな。)





そうして

思わず



大喜んだ
絶叫紙ひこうき。


(明け方までの過ごし方に笑む。)




二代目狂喜る
紙ひこうき。



遠くまで、うまく
飛んだのだろうか、と


ぼんやりました。





ああ


宙に、くじら。




空の


いちばん、高い処。






ひっそり、と





棲む。
No959-04/30 11:00
男/レン
TS3G-FlcR6pHG

レン九レンち。



明け方迄
映画と本とゲームと。



ビリビリ



という音で
目覚めたのは、今。



テーブルの上の本を
破いている二代目。



絶叫目覚まし。



紙ヒコーキ作ってと
せがまれて


泣きながら折る朝。


(片付けない俺が悪いと言い聞かせる。)




快晴紙ヒコーキ。






よう。


まお。





今、教育テレビで


(大科学実験。)


くじらを
宙に浮かばせていた。



ああ



何かを重ねるように
其れを眺めていて



太陽に


目が



眩む。
No958-04/30 08:28
女/まお
P905i-Pk6EIUDR
君から、の


絶頂。




抱いて、其のまま。




ああ



固まった、まま

力尽きてしまいました。




今尚、固まり
涙ぐむ


感情童貞。




たまらなく
狂おしい、君。




四月尻尾

交差する
晴れ間と、雨。




君に

くわえ、られた
ライターに



嫉妬するのは
不謹慎、か。




おはお


レンちゃん。




其れは今日も
密やか、に。




素敵目線
泣き黒子所持猛獣。




指先愛撫するの、は。





あたしだけ、の



至福、の




フィルム。
No957-04/29 21:10
男/レン
TS3G-FlcR6pHG

虚無に苛まれて
俯く俺を



疎ましくとも
思わず



お前は



狂おしく
かわいいから



と。





そんな風に
撫でてくれる人は



お前以外に
知らなくて




童貞は



お前に捧げた。




かたくなに守ってきた


俺の感情。



感情童貞。



初めて、から



ずっと
お前がくれる





オーガズム。
No956-04/29 20:43
女/まお
P905i-Pk6EIUDR
ああ



久方ぶり、な。






君の虚無、を
膝に、抱く。





打ちのめされて



喧騒、と。






此の感情は



不謹慎
なのかもしれない。





けれど。





膝に居る
虚無の君は




あまりに
かわいくて




狂おしく
かわいいから。





撫でる手、は



ずうっと
其のまま、に。





どうか




膝に、居てほしい。





かれいろ




滲む。
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